山東省のビール生産、青島が煙台を10.6ポイント上回る伸び
2026年1〜9月の青島のビール生産量は3.1%増加した一方、煙台では7.5%減少した。火曜日に公表された業界データで明らかになった。
2026年11月4日(水)

11月3日火曜日に公表された業界データによると、2026年1〜9月、中国・山東省の主要2都市ではビール生産が逆の動きを示した。
青島では、統計対象の工業企業が2026年1〜9月に生産したビールは1,743万1,000ヘクトリットルで、前年同期比3.1%増加した。煙台では、同じ区分の企業による生産量は164万8,000ヘクトリットルで、7.5%減少した。
この数値は、中国国際ビールネットワーク(China International Beer Network、beerw.com)が青島市と煙台市の個別データとして公表したもの。販売収益や利益ではなく、実際の生産量を示している。青島の数値は市域内に含まれる工場の生産量であり、同市にゆかりのある特定のビールブランドの世界全体での生産量や販売量を示すものではない。
同じ省内にある2都市の成長率には10.6ポイントの差が生じた。丸められた成長率に基づくと、青島では2025年同期と比べて約52万4,000ヘクトリットル増加した一方、煙台では約13万4,000ヘクトリットル減少した計算になる。
この明暗は、中国有数のビール醸造地域である山東省内で、生産動向に大きな違いが生じていることを示している。データによると、同じ1〜9月の期間に青島で生産が拡大した一方、煙台では縮小した。
公表された数値からは、2都市で動向が分かれた理由は分からない。また、生産が一方の都市から他方へ移ったと結論づける根拠にもならない。データが示しているのは、各都市の生産量と前年同期比の変化のみだ。
煙台については、公表された生産量と減少率が市統計局の表と一致しており、数値を直接裏付けている。一方、データに関する出典確認によると、青島の数値は同等の市統計表との照合が取れていない。
いずれの数値も、公式統計の対象となる工業企業のみを集計している。したがって、各市の報告対象企業による生産量を示すものであり、消費者需要や市場シェア、中国のビール事業全体を網羅するものではない。
リットル換算では、対象期間の青島の公表生産量は約17億4,300万リットル、煙台は約1億6,480万リットルだった。この規模の差から、統計対象期間中、青島が2都市のうち圧倒的に大きな生産拠点であり続けたことが分かる。
11月3日に公表されたデータは、中国各地で製造業の業績にばらつきがある兆候を探るため、地域別の製造業統計が注目されるなか、山東省の醸造業に関する最新の都市別指標に加わった。今回のビール生産データでは、2026年の同じ9カ月間に青島で増加、煙台で減少が示された。