OIV、世代ごとに変化するワイン消費をテーマに11月16日にウェビナー開催

各国市場の研究を通じ、ライフスタイルや新たな飲み手がワイン需要をどう変えているかを探るオンラインセッション

2026年10月30日(金)

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OIV、世代ごとに変化するワイン消費をテーマに11月16日にウェビナー開催

国際ブドウ・ワイン機構(OIV)は11月16日、市場や世代によって変化するワイン消費をテーマにオンラインウェビナーを開催する。生産者や研究者が消費者行動の変化を追うなか、その動向を取り上げる。

「Shifting Wine Consumption Patterns | Understanding Changing Preferences and New Generations」と題したイベントは、中央ヨーロッパ時間の午後1時から3時まで開催される。OIV広報部門が公開した案内で明らかにした。セッションはオンラインで行われる。

OIVによると、ウェビナーでは、ライフスタイルの変化、消費者の嗜好の移り変わり、新世代のワイン消費者の登場が、需要をどのように変えているかを検討する。学術専門家とワイン業界関係者が集まり、最近の研究成果や消費者に関する知見、業界の見解を紹介することを目的としているという。

OIVによると、プログラムでは国内外の調査を取り上げ、嗜好や購買習慣がどのように変化しているかを文化横断的な視点から示す見通しだ。また、過去のブドウ・ワイン世界会議で発表された研究成果も紹介するという。

今回のウェビナーは、世界のワイン業界が社会、経済、人口動態の変化による消費への影響を引き続き見極めるなかで開催される。業界団体や研究者は近年、節度ある飲酒、飲酒機会の変化、健康面を考慮した選択、他の飲料との競争、将来の需要形成における若年成人の役割などに注目している。OIVのイベントでは、商業的なプレゼンテーションではなく、研究と議論を通じてこうした幅広い課題を取り上げる予定だ。

パリに本部を置く政府間機関のOIVは、案内で登壇者の詳細な顔ぶれを公表していないが、学術研究とブドウ・ワイン分野の専門家が参加するとしている。このことから、消費者行動の新たな傾向に生産者などの関係者がどう対応しているかを含め、データに基づく分析とワイン業界の視点を組み合わせた内容になるとみられる。

イベントでは、世代交代に焦点を当てることも見込まれる。タイトルが新世代の消費者の役割を明示しており、これはワイン業界の議論で中心的なテーマとなっている。生産者や業界団体、アナリストは、若年層がワインの産地や持続可能性、利便性、価格、飲酒習慣などについて、年長層とどのように異なる考え方を持つかを調査してきた。

OIVは、嗜好の変化についても幅広く扱うとしており、議論は年齢層だけに限られない。国内外の研究に言及することで、単一市場の見方を示すのではなく、各国の傾向を比較する方針を示した。これにより、消費者の変化のうち各国に共通するものと、地域の文化や市場環境によって異なるものを参加者が把握しやすくなる可能性がある。

案内によると、OIVのすべての公用語で人工知能を活用した同時通訳が利用できる。この機能により、各地域の研究者や政策担当者、企業関係者を含む国際的なワイン関係者の参加が広がるとみられる。

ウェビナーの参加登録はOIVを通じて受け付けている。ワイン業界が直面する中心的な課題の一つ、すなわち人々とワインとの関係がどのように、そしてなぜ変化しているのかについて、最新の研究や議論に触れる機会を提供することが目的だという。

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