ブランデンブルク州の飲食店、8月の実質売上高は10.9%減と落ち込み拡大

速報値では、飲食店の雇用者数が前年より2%増える一方、ブランデンブルク州の売上高減少は7月から拡大した

2026年11月6日(金)

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11月に公表された速報の公式統計によると、ブランデンブルク州の飲食店では、前年より雇用者数が増えたにもかかわらず、8月の売上高の落ち込みが拡大した。

ドイツ東部の同州では、物価変動を調整した飲食店の売上高が前年8月比で10.9%減少した。7月に記録した実質10%減を下回り、減少幅は0.9ポイント拡大した。価格変動を調整しない名目ベースでは売上高が3.3%減少した一方、同業界の雇用者数は2%増えた。

今回の数値は、当年価格で測った売上高、価格変動の影響を除いた売上高、雇用者数の間に広がる隔たりを示している。飲食店の売上高は前年を下回り、実質的な活動の落ち込みはさらに大きかった一方、従業員数は増えていた。これらの数値だけでは、その理由や利益率、生産性の変化までは分からないが、経営環境が引き続き厳しかったことは示されている。

年初から8月までのブランデンブルク州の飲食店の実質売上高は、前年同期比で7.9%減少した。公表データにユーロ建ての実額は含まれていない。数値は、付加価値税を除く純売上高を基準とした増減率と指数で示された。

飲食店以外も含むブランデンブルク州の広義の宿泊・飲食業では、8月の売上高が減少し、雇用者数もわずかに減った。業界全体の実質売上高は前年同月比で7.5%減、名目売上高は1.3%減となり、雇用者数は0.8%減少した。

主要指標である実質売上高では、飲食店は宿泊・飲食業全体よりも厳しい結果となった。一方、飲食店の雇用者数は、業界全体の雇用が減少するなかで増加し、広義の業界とは逆の動きを示した。

このデータの対象はベルリンを取り囲む州、ブランデンブルク州に限られ、ドイツ全体の状況を示すものではない。地域別の結果には同州固有の市場環境が反映されている。

Niederlausitz Aktuellは11月5日木曜日、公式統計の発表を引用して数値を報じた。公式報告書では、データは速報値とされている。

数値を読み解くうえでは、名目売上高と実質売上高の違いが重要だ。名目ベースで3.3%減少したということは、飲食店の当年価格での売上高が前年を下回ったことを意味する。実質ベースで10.9%減という、より大幅な落ち込みは、価格変動を調整した後の減少幅がさらに大きかったことを示す。実際の取引量は、名目数値だけから受ける印象以上に落ち込んだと考えられる。

雇用者数の増加は、状況にさらなる側面を加える。売上高が減少するなかで雇用者数が2%増えた背景には、過去の人手不足を受けて従業員の維持に努めたことや、需要の変化よりも雇用調整の進み方が遅かったことなど、複数の要因が考えられる。公表データでは、こうした理由は明らかにされていない。

数値から明確に読み取れるのは、ブランデンブルク州の飲食店業界の落ち込みが、7月に比べて8月に深まったことだ。実質売上高の減少幅が10%から10.9%へ拡大する一方、同業界の雇用者数は前年を上回る水準が続いた。

ブランデンブルク州の宿泊・飲食業全体でも8月の数値はマイナスとなったが、売上高の落ち込みは飲食店ほど大きくなかった。業界全体の実質売上高は7.5%減で、飲食店の10.9%減を下回った。名目売上高も1.3%減と、飲食店の3.3%減より小幅な減少にとどまった。業界全体の雇用者数は0.8%減となり、飲食店の雇用増とは対照的だった。

統計は速報値のため、今後の発表で修正される可能性がある。それでも8月の報告は、ブランデンブルク州の飲食店が厳しい夏を過ごし、インフレ調整後の売上高が落ち込む一方で、雇用者数は売上高に歩調を合わせて減少しなかったことを示す材料となる。

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