REWE-FÜR SIE GVGに2社が加盟、飲料小売連合は36社に拡大
2027年1月の拡大で、ドイツ全土の飲料専門店1,777店が仕入れ先との交渉基盤に加わる
2026年11月6日(金)
REWE-FÜR SIE GVGは11月6日(金)、飲料の共同仕入れ・マーケティング連合に新たに2社が2027年1月1日付で加わると発表した。これにより加盟企業は36社となり、ドイツ国内で仕入れ先との交渉対象となる飲料専門店は1,777店に拡大する。
同社によると、新たな加盟企業はNeu-UlmのGetränke GöbelとLosheimのBierverlag Kessler。これに先立ち9月には、TrierのBierverlag Kessler、BerlinのGetränkeverlag Max Rössler、BeeskowのGetränke Gröschkeが、1月1日から連合に加わると発表されていた。
REWE-FÜR SIE GVGによると、Getränke Göbelは飲料専門店27店とガソリンスタンド23カ所を含む計50拠点を連合に加える。同社は、こうした多様な店舗構成によってネットワークの展開地域が広がり、従来型の飲料専門店にとどまらない幅広い販売網を持つ加盟企業が加わるとしている。
同社が9月に発表したTrierの事業者の姉妹会社と説明するLosheimのBierverlag Kesslerは、Saarlandに飲料専門店8店を加える。
飲料のマーケティング・仕入れ会社であるREWE-FÜR SIE GVGは、新たな2社の加盟により、1月1日からネットワークの加盟企業数が36社になると発表した。また、仕入れ先との交渉に向けて販売量を委託されている飲料専門店の数は1,777店に達するという。
REWE-FÜR SIE GVGのマネージングディレクター、Niklas Müller氏は声明で、9月に3社の加盟を発表した直後にさらに2社を迎えることができたと述べた。連合のマーケティングモデルが市場で支持を広げている表れだという。
同氏は、Getränke GöbelとBierverlag Kessler Losheimが、それぞれ異なる拠点構成を通じてグループを強化すると述べた。また、販売量を集約することで連合の市場での地位を高め、新たなマーケティング機会を切り開き、加盟企業に可能な限り有利な条件と持続的な競争優位をもたらすことが、引き続き同社の目標だとした。
今回の発表は、ドイツの飲料小売・卸売業界の一部で統合が続いていることを示している。特に、共同仕入れによる規模のメリットを活用する専門店チェーンや卸売業者でその傾向が見られる。より多くの店舗の売上高を一つの交渉体制に集約すれば、連合はビール醸造所、ワイナリー、蒸留酒メーカーなどの仕入れ先に対する交渉力を高められる可能性がある。購買グループの影響力が強まれば、幅広い店舗網を通じて、価格交渉や販促支援、商品の売り場展開にも影響が及び得るため、飲料業界全体にとって重要となる可能性がある。
新規加盟企業の店舗構成からは、ネットワークが単一の小売形態に限定されていないこともうかがえる。Getränke Göbelが持つガソリンスタンド23カ所は、REWE-FÜR SIE GVGが独立した飲料専門店だけでなく、コンビニエンスストアや給油所併設店舗を含む幅広い販売網を持つ加盟企業も加えていることを示している。これにより、生産者やブランド保有企業との交渉において、グループの販売網をより幅広く提示できる可能性がある。
一方、LosheimのBierverlag Kesslerの加盟により、グループのSaarlandでの展開が広がる。先に発表されたTrierの加盟企業は、西ドイツに新たな拠点を加えることになる。BerlinとBeeskowでの先行加盟企業と合わせ、今回の拡大によって連合は複数地域にまたがる規模となり、地域に根ざした事業者を通じて全国規模を築く戦略が浮き彫りになった。
同社は、新たな提携の金銭的条件を明らかにせず、見込み仕入れ量も公表していない。また、1月1日までにさらなる加盟があるかどうかについても言及しなかった。ただし、11月6日(金)に発表された数字からは、2027年を前に、加盟企業の拡大を戦略の柱としていることがうかがえる。
飲料メーカーや仕入れ先にとって、交渉窓口を一本化する1,777店への拡大は、専門小売店の需要のより大きな部分を単一の組織が代表することを意味する可能性がある。同社によると、加盟小売企業にとってこのモデルは、仕入れ条件を改善し、競争の激しい市場での立場を強化することを目的としている。