Poderi dal Nespoli、Cotarellaがスタイルを見直した「Prugneto 2024」を発売

新ヴィンテージのRomagna DOC Sangiovese Superioreは、よりフレッシュで土地の個性を映すスタイルで、Bidente Valleyとの結びつきを保つ

2026年10月22日(木)

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Poderi dal Nespoli、Cotarellaがスタイルを見直した「Prugneto 2024」を発売

Poderi dal Nespoliは、同ワイナリーのラインアップの中核を長年担ってきたRomagna DOC Sangiovese Superiore「Prugneto」の2024年ヴィンテージを発売すると発表した。また、イタリアの醸造家Riccardo Cotarellaと2023年の収穫から始めたスタイルの見直しを、今ヴィンテージでも継続するとしている。

発表は10月、イタリアのRomagna地方、Forlì近郊のBidente Valleyに拠点を置く同ワイナリーが行った。同社によると、新ヴィンテージではワインの歴史的な個性を保ちながら、よりフレッシュで土地の個性を映すSangioveseを目指す。香りの広がりとバランスを重視し、産地との明確な結びつきを表現するという。

Prugnetoは、ワイナリーの歴史において特別な位置を占めている。Poderi dal Nespoliによると、このワインの名は、Ravaioli家が1960年代に最初に購入したブドウ畑に由来する。同家はこの頃からSangioveseを軸に評価を築き始めた。同社によれば、Prugnetoは当初から、後に品質重視のワイン造りと結びつく生産手法の一部がまだ地域に浸透していなかった時代に、Romagnaにおけるブドウ品種の可能性を示す取り組みと結びついていた。

ワイナリーは、この初期の歩みに創業家第2世代の一員、Valerio Ravaioliが関わったとしている。同社によると、Ravaioliは果実の凝縮感を高めるため、1ヘクタール当たりの収量を抑えることを推進し、フレンチオークのバリックでの熟成を取り入れた。Poderi dal Nespoliは、こうした選択の背景には、Romagna産のSangioveseが、地域に定着した既成概念をなぞるだけでなく、独自の個性を持つワインを生み出せるという信念があったと説明している。

生産者は、パッケージもワインの個性を形づくる要素として挙げた。RavaioliはSaint-Tropezへの旅行中に目にした紙袋からPrugnetoのラベルの着想を得て、後にワインの「身分証明書」のようなラベルへと発展させたという。ワイナリーによれば、ブドウ畑の名称や製法、視覚的な表現を結びつけ、ボトルを通して産地とその背後にある個性を伝えることが狙いだった。

ブドウ畑とワイナリーは、アペニン山脈からアドリア海沿岸へと傾斜する丘陵地帯、Cusercoli周辺のBidente Valleyに位置する。Poderi dal Nespoliによると、Prugnetoの畑は標高約177メートルにあり、東向きの粘土質土壌に植えられている。同社は、こうした土壌が水分や養分を保持し、生育環境と果実の特性の両方を形づくる重要な要素だとしている。

2024年ヴィンテージは、イタリアで特に知られるコンサルティング・ワインメーカーの一人、Cotarellaとの協業にとっても新たな段階となる。Poderi dal Nespoliによれば、Cotarellaは2023年ヴィンテージからプロジェクトを統括し、ワインをBidente Valleyに根ざしたままスタイルを磨いてきた。同社は現在の方針を、Ravaioli家が始めた歩みを引き継ぎながら、現代的なスタイルを目指すものと説明している。

ワイナリーによると、Prugneto 2024はCusercoliの丘陵地帯にある、主に粘土質土壌のブドウ畑から造られる。醸造と熟成は主にステンレスタンクで行い、約30%は樽とバリックで数カ月間熟成させるという。この組み合わせは、果実味とフレッシュさを保ちながら、木樽由来の骨格と複雑さを加えることを意図している。

Poderi dal Nespoliは、明るい赤色で、赤い果実、スミレ、チェリー、プラムの香りがあると説明する。味わいはフレッシュさと柔らかなタンニン、しなやかな質感を備え、スパイシーな余韻で締めくくるという。こうした記述は、多くの生産者によるテイスティングコメントと同様、完成したワインに対するワイナリー自身の評価を示すものだ。

同社は食事との相性も訴求し、フレッシュパスタや詰め物をしたパスタ、ロースト料理、赤身肉、チーズによく合うとしている。こうした食卓向けの訴求は、イタリア国内でSangioveseを使ったRomagna産ワインが果たす幅広い役割にも通じる。地域の赤ワインは、日常の食事だけでなく、レストランでの提供にもよく結びついている。

Poderi dal Nespoliによると、自社所有のブドウ畑65ヘクタールを耕作し、さらに100ヘクタールを管理している。同ワイナリーはRomagnaで4世代にわたりブドウ栽培を営んできたとし、特にSangioveseと地元のワイン造りの伝統を通じて、地域のワインの個性を広めることに取り組んでいる。現在はイタリア有数のワイン企業の一つ、Argea Groupの傘下にある。

生産者によると、同ワイナリーは環境への配慮を重視する近代的な施設として運営されており、醸造施設に加えて、来訪者向けの受け入れ施設やイベントスペースを維持しながら、環境負荷の低減にも投資してきた。発表資料にはPrugneto 2024の価格や流通に関する詳細はなく、具体的な輸出市場への出荷時期も示されていない。

イタリア各地の生産者が、地域の伝統と醸造現場の新たな手法、さらにはブランドストーリーの発信強化との両立を模索する中で、今回の発売が行われる。土着品種を使ったワインでは、特にこうした動きが目立つ。その中でPoderi dal Nespoliは、Prugneto 2024を過去との決別ではなく、何十年にもわたりRomagnaのSangioveseに対する同社の考えを体現してきたワインの新たな一歩として打ち出している。

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